志木の焼肉店『飯饌(パンチャン)』

飯饌

東武東上線・志木駅の南口を降り立ち、駅前の大通りを右へ曲がって志木街道沿いに左折すると、左手に黄色に赤い文字で「飯饌」と書かれた看板が目に止まる。「飯饌」とは「パンチャン」と読み、韓国語で「お総菜」「おかず」といった意味合いなのだそうだ。

飯饌

その名の通り、「飯饌」は韓国家庭料理のお店。突然の訪問で、取材を快く受けていただいた「ママ」と呼ばれる店主の女性は、歯に衣着せぬ物言いがむしろ爽快な感じ。語る言葉の切れ味の良さは、メニューの数々にもきっと反映されているのだろう、などと思いつつ、さっそく「オススメ」どころを注文してみた。

ちなみにメニューの中で赤い文字で書かれているのは、特に「オススメ」なのだそう。ママ曰く、「全部オススメなんだけどねぇ」とのことだが。

飯饌

まずは、「レバ刺し」を頼む。

レバ刺しをつけるたれにはいくつか種類があるようで、その中でも一番よく出るという「塩」を選んでみた。ごま風味のこってりとしたたれの中に塩が入っていて、これがまた絶妙のハーモニー。そして、新鮮なレバ刺しの口の中でとろける感じが、さらにそのハーモニーを重厚なものにしてくれる。

飯饌

そして引き続きやってきましたのが、トントロ。

一枚のお肉が、とにかく大きい。ペッパーと独特のたれが肉にまぶされて、それを焼いてみるとこれがまたとてつもなくジューシー。ぜいたくな味わいがたまらない一品だ。

飯饌

さらに続いて、上ロースを頼む。

こちらは「生でも食べられるよ」とおっしゃるぐらいの新鮮さが、最大の特徴。表裏で7秒ほどあぶればもう食せる、とのこと。試しに焼いてみると、確かに大丈夫だ。いやむしろ生のままで食べてみたい、と思うぐらいに口の中でとろける。

飯饌

そして最後に、石焼ピビンパ。

韓国料理といえばもはや定番、と言えるこのメニュー。いろいろ焼肉店で食べてきたが、これほどのボリュームがある石焼ピビンパにはお目にかかったことがなかった。混ぜて食してみると、なんともまろやかな味わいが箸を進めさせてくれる。聞くと、秘伝の脂がこのまろやかさを出しているのだとか。

牛肉は全て、黒毛和牛を使用しているそうだ。なるほど、そのこだわりが、全てのメニューを「オススメ」と言わさしめ、切れ味バツグンの味わいを出しているのだろう。

飯饌(パンチャン)
住所:埼玉県新座市東北2-29-11
電話番号:048-474-9891