KIM THANH(キム タン)(約1,300m)
「お待たせしました」の声とともに、豚焼肉のライスペーパー巻きが登場。まずはデモンストレーション。店長が「最初は肉をのせて、次にキュウリをのせて……」と、手際よく巻いてくれる。

ベトナムの調味料で味付けされた豚肉とキュウリやサニーレタス、ナッツのかかったビーフンが、いちどきに巻かれた生春巻き。頬張ってみると、豚肉のジューシーさといい、それを吸い取るかのようなビーフンといい、野菜のシャキシャキ感といい、どれをとってもおいしい。しかし、何と表現したらよいかが難しい。

すると「ベトナム料理は一口の中にいくつもの味があることが特徴であり、魅力です。この料理、いろいろな味がミックスされていて、何と言ったらよいのか分からない味でしょう?」と、店長がにっこり。そう、まさにその通りなのだ。主菜となる豚肉に、副菜的な位置付けの野菜類、主食となるビーフンの、三位一体が織り成すハーモニー。ボリューム感とさっぱり感を併せ持ったこの料理のおいしさは、食べてみないとわからない。
ほかに注文したのは「サイゴン麺」。ベトナムの麺・フォーでの定番は鶏肉か牛肉だが、たまには違うものが入った麺を食べてみたくなり、具だくさんのこれを選んだのだった。
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