江戸川流域の良質な環境

 桜:松戸トピックス

江戸川松戸フラワーラインや親水マップなど、市役所提供情報をまずはチェックしてみる。すると、広域にわたって花と緑に囲まれた良質な環境であることがよくわかる。名所古刹に史跡などを訪れるのもいいが、まずは松戸の名所の一つになっている「江戸川松戸フラワーライン」に行ってみたい。
江戸川河川敷に広がる約2ヘクタールの花畑は、実はフラワーボランティアや地元町会、愛護団体の方々によって管理・運営されているところ。松戸駅西口からは徒歩20分、古ヶ崎先江戸川河川敷の松戸・三郷有料道路橋下にその花畑はある。春にはレンゲ、秋にはコスモスが咲き誇っていて、キラキラと輝く江戸川の水面とともに、いつまでも飽くことなく過ごせそうな場所だ。もちろん、市民参加のフラワーボランティアはいつでも募集中。花を守る作業にそうやって参加することで、自分たちの住む土地により愛着を感じるかもしれない。

また、市内各所では、桜の季節には「桜まつり」などで大勢の人が季節の風物詩を愛でに出掛けている。そのなかでも、常盤平さくら通りは、五香から常磐平、そして八柱を結ぶおよそ3kmの桜並木で、桜の季節には五香から常磐平までが車両通行止めになって、花見客で賑わうとか。「日本の道100選」にも選ばれた場所でもある。
新・日本街路樹100景に選ばれた「常磐平けやき通り」は、常盤平駅前から続く。子和泉(こわいずみ)という養老伝説にまつわる史跡が、ちょうどけやき通りの突き当たりにある。この常磐平一帯は、平安時代から馬の産地だったそう。子和泉は残念ながら周囲の開発によって枯れてしまい、今はそれを忍んで地下水を汲み上げているそうだが、市内では各所に湧水や親水公園などがみられ、水と緑豊かな風情をとても身近に感じられる。

 矢切の渡し
もう一つ百選を紹介すると、かの有名な「矢切の渡し」は対岸にある柴又の帝釈天とセットで「日本の音風景百選」に選ばれている。対岸までは、手こぎ舟の船頭さんがおよそ150mの江戸川を情緒たっぷりに往復してくれる。運行日は3月中旬~11月末日までは毎日だが、それ以外は土日祝日と帝釈天の縁日の日のみ。だいたい10:00~17:00頃まで片道大人100円、子ども50円で楽しめる。また、この渡し場から歩いて20分ほどのところにある西蓮寺は伊藤左千夫の小説「野菊の墓」の文学碑があって、隣接の野菊苑展望台は見晴らしが素晴らしかったりする。

 江戸川土手

そして、最近では江戸川の土手に健康づくりに配慮した水辺の健康エコロードも設置。多くの人がジョギングやウォーキングに勤しんでいる姿が見られる。確かに都市なのだけど、こういった環境のおかげで利便性とのびやかな環境をともに享受できている幸せは、なかなか今の時代、貴重なものなのかもしれない。

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