もんじゃ・焼肉の街 町屋

町屋には飲食店が多い。
特に、夕方から店を開け、一杯ひっかけながら食べることができる店が多い。格別大きなオフィス街や歓楽街を擁しているわけでもないのに、この飲食店の多さは初めて町屋を訪れる人に不思議な街だなぁ、という印象を与えます。
その中でもよく見かけるのが焼肉ともんじゃの店。実は町屋は知る人ぞ知る「焼肉・もんじゃタウン」なのです。
特に町屋駅から北に600mほど、尾竹橋通り沿いの商店街「まちやアベニュー」には焼肉・もんじゃはもちろん、町屋を代表する菓子店「トリゴエソラ」やイタリアンの「マナ」、日本橋人形町に本店を構えるせんべいの老舗「小藤屋」など、さまざまなグルメスポットがこの通りに集中しています。
焼肉に関して言えば、多くの店が「まちやアベニュー」近辺に点在しています。尾竹橋通りを南に行くと、そこは東京有数の焼肉スポットである三河島があることも、町屋に焼肉屋が多い理由のひとつと言えるでしょう。
焼肉屋と一口で言っても、店によってその特徴は様々です。町屋の焼肉屋で有名なところをいくつか挙げてみると、まずは、地下鉄千代田線町屋駅からすぐのところにある「一幸園」、ジューシーな甘だれが人気の店です。そして、都電荒川線の軌道を越えてすぐ、尾竹橋通りを横道に一本入ったところにある「金寿苑」、セット盛りがお得と評判です。さらに路地を行くとあるのが「正泰苑」、塩上カルビをわさび醤油で食べることで有名。予約でいっぱいの店です。
「まちやアベニュー」を千住の方向に進んでいくと、まだまだたくさんの焼肉屋の看板を見つけることができます。

もんじゃというと、まず名前が挙がるのが東京月島ですが、ここ町屋(いえ、もっと広く言えば荒川区)ももんじゃの店が盛んな地域なのです。
月島のもんじゃが主食として食べられているのに対して、荒川区のもんじゃはそもそも駄菓子屋で出す子ども向けのおやつの類でした。「もんじゃ焼き」は「文字焼き」が語源ではないかと言われています。それがいつしか喫茶店や居酒屋などのメニューとして出されるようになり、酒を飲みながらハガシ(ヘラ)でちびちびとはがして食べる大人のもんじゃとなりました。
また、「もんじゃの定番」と言われる月島のもんじゃでは必ずドテを作りますが、荒川区のもんじゃはドテを作らないものが多いとのこと。奇しくも隅田川沿いに位置する2つの地域。隅田川を屋形船で下りながら、月島と荒川区のもんじゃの食べ比べができたら面白いですね。

焼肉ともんじゃのほかにも、フレンチ、イタリアン、エスニック、とんかつ、もつ煮等、様々なジャンルの飲食店が町屋駅周辺および都電、舎人ライナー沿線に数多く点在し、町屋の「グルメの街」としての顔を作っています。


そんな数多くの飲食店を支える客の多くが、地元である町屋かその近隣に住む人たちであるというのも、町屋の特徴であると言えます。
住む場所の近くに心地よく飲める店、美味しく食べられる店が多くあるというのは、なんとも贅沢なことではないでしょうか。
記事の内容・情報に関しては、正確を期するように努めて参りますが、内容に誤りなどあった場合には、こちらよりご連絡をお願いいたします。 (メールアドレスとお問い合わせ内容は必須です)
当社では、個人情報保護方針に基づき、個人情報の取扱いについて定めております。 ご入力いただきました個人情報は、これらの範囲内で利用させていただきます。
尚、各店・各施設のサービス詳細につきましてはわかりかねます。
恐れ入りますが、各店・各施設にて直接ご確認ください。
はてなブックマークに登録




