
突然だが、もし「公園」というものがなかったとしたら、日々の暮らしはどのような感じになるのだろう。
子どもを太陽の下で遊ばせたいとき、外出の途中でひと息つきたいとき、体を軽く動かしたいとき、自宅近くに公園がなかったら、と考えると、けっこう困ってしまう。いまの時代、そこらの道路で子どもを適当に遊ばせるわけにもいかないし、飲食店でばかり息抜きをするのは不経済だし、コンクリート建造物に囲まれた中で体を動かしても、リフレッシュなんてできたものではない。
普段はそれほど意識していないが、公園=住環境周辺の緑の多さ は、考える以上に大きな意味を持っているのだ。
千葉駅はもちろん、都心部の駅へもアクセスの良好な千葉北・四街道エリアには、毎日を彩り豊かなものにしてくれる緑のスポットがたくさんある。
自然の美しさでいえば「ろっぽう水のみち」や「六方調整池」だろうか。双方とも、市街地に降る雨の排水のために造られた“都市下水路”に由来する施設だが、それを感じないほどの自然な美しさは、ただ眺めるだけで、歩くだけで心なごむものだ。

体を動かすなら「美しが丘近隣公園」「みつわ台第2公園スポーツ施設 」がよい。美しが丘近隣公園にはテニスコートや野球場など、青空の下でボールを追いかけられる楽しみがある。
みつわ台第2公園スポーツ施設には雨天時の運動が可能な体育館もあるほか、大人も子どもも楽しめるプールがある。競泳用と徒歩用の2つがあり、水深が0.2~0.5mの徒歩用なら、子どもだけでも楽しめる。すべり台から水面に滑り降りるスピードは、子どもにとってはちょっとエキサイティングだ。
エキサイティングといえば、千葉北・四街道エリアの近隣には子どもたちが自主的に遊びを考え、実行できる“夢の王国”のような公園もある。

「子どもたちの森公園」は、普段の公園ではとがめられるであろう遊びがOKになったりする、「自分の責任で、自由に遊ぶ」がモットーのプレーパーク。地面にとても大きな穴を掘っても、のこぎりやトンカチで工作をしても、火を使って焼き芋を作っても、ここではたいてい許される。お菓子作りなどの体験プログラムもあり、子どもたちは大喜びだ。
行き過ぎた行為は、開園時間中駐在しているスタッフ「プレーリーダー」がさとしてくれるので、親子ともども安心。子どもたちは自分のアイデアが認められるうれしさを、大人たちは自分たちの幼かった時代の“のびのびとした自由感”を現代の子どもたちに味わわせられる喜びをひしひしと感じることだろう。
この子どもたちの森公園は、レッサーパンダの風太くんでおなじみの「千葉市動物公園」と源小学校の間に転がる樹林地を保全・活用することを狙いとして造られた。いまではこの目的以上に、子どもたちの自主性や創造性を生み出すと場としても大きく評価されることとなっている。
もちろん、その千葉市動物公園も、千葉北・四街道エリアから行きやすい、人気の公園だ。後ろ足でスックと立つ愛らしい姿で、当地のみならず全国的に愛されているレッサーパンダの風太くんを一目見ようと、全国からファンが集まってくる。
風太くんが休憩中でも、仲間のレッサーパンダたちが代わりにかわいらしい愛嬌を振りまいてくれる。小首をかしげるようなキュートなしぐさや、少々気を抜いた、のんべんだらりとした姿は、大人が見ても癒やされるもの。何度見ても飽きることがない。


千葉市動物公園はレッサーパンダたちのいる「小動物ゾーン」をはじめ、「モンキーゾーン」「動物科学館」「子ども動物園」「家畜の原種ゾーン」「鳥類・水系ゾーン」「草原ゾーン」の7つのゾーンに分かれており、豊かな緑の中、ゾウやキリン、チンパンジーやペンギンなど、かわいい動物たちの姿をのんびり眺めてまわれる。

先日の逃走劇でにほかに話題になったアフリカハゲコウの夫婦は「鳥類・水系ゾーン」にいる。ついこの間の一般公募により、逃げた妻のほうに「アフリン」、残された夫のほうに「アフロン」という名前がつき、ますます親近感が持たれている。
見た目そっくりな2匹であり、「あの水の近くにいるほう、どっちかな?」「うーん、アフロンのほうじゃない?」など、親子で楽しい詮議もできる。

ほか、人気を集めているのは、子ども動物園の「ふれあいコーナー」。ハムスターやテンジクネズミ(モルモット)を手にとり、間近に見られるのだ。対象年齢は2歳からと低いところも、小さい子どもを持つ保護者には助かる。
動物園に併設の遊園地「ドリームワールド」にも、大きな観覧車をはじめ、小さい子どももOKの遊具がズラリ。幅広い年齢層で楽しめる。
家から徒歩数分で到着するような気軽なものから、動物や遊具が待っている大型のものまで、千葉北・四街道エリアには気軽に足を運べる楽しい公園が盛りだくさん。
このところは子どもたちには何かと制約が多い時代ではあるが、個性を発揮できる公園があるこの地での暮らしなら、保護者たちはのびのびとした遊びと成長の機会を与えられそうだ。

















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