西東京市の顔として発展するひばりが丘
田無市と保谷市が合併協定を結び、2001年(平成13年)に21世紀初の新市として誕生した「西東京市」。西武新宿線の田無駅周辺と並び、その中心的存在であり、またかつては団地ブームの先駆けとして全国から大きな注目を浴びてきた街が「ひばりヶ丘」である。その街が今、新たに注目を集め活気を取り戻している。
「ひばりが丘」の地名の由来は、1959年に完成した、マンモス団地のはしりとなるこの大型公団住宅群に由来しているのは言うまでもない。完成当時、総面積10万坪に総数2,714戸が建設されたこの団地には、区域内に緑地公園や野球場、テニスコートなどレクリエーション施設、市出張所や学校の公共施設、スーパーなどの商業施設が計画的に配置され、この後に建設された公団住宅の手本となるなど、当時としてはかなり先進的なものだったといえる。
文字通りこのエリア一帯の象徴と言うべきこの巨大団地群も、造成から既に約50年。老朽化が進行し、街も一時の活気が失われたようにも見えた。
しかし「ひばりヶ丘駅」周辺エリアの再開発が決定すると、ひばりが丘団地もその潮流に乗って建替えられることに。このリニューアルは現在も進行中だが、近い将来、5階~12階建ての中高層棟として、名前も「ひばりが丘パークヒルズ」として新たに生まれ変わる。
そして駅前では、市の施設や大規模商業施設などが開設される予定の、地下1階地上33階の超高層タワーレジデンス「ひばりタワー」の工事も進んでいる。
また2010年には、イオンが東京都東久留米市南沢5丁目に「イオン東久留米ショッピングセンター(仮称)」の出店を予定している。これが完成すれば、延べ面積約7万6,500平方メートルで地上4階、地下1階という巨大なショッピングモールが出現することになるので、このエリアにさらなる活気をもたらすことになるだろう。
さらにそうした中、西武池袋線の「ひばりヶ丘駅」も改修が行われた。南口方面にエスカレーターとエレベーターが取り付けられ、駅舎内にパン屋など数店舗が入店。旧駅舎と比べると、とても明るく近代的な様相となり、西東京市を代表する住宅街を擁するエリアの顔にふさわしい駅となった。
いよいよ北口でも、2,800平方メートルの大規模再開発が平成26年3月の整備完成予定で始まるし、まだまだ様相を変え続けているこのエリア。インフラ整備もますます進み、都心の人気エリアと比較され「東の○○、西のひばりが丘」と並び称される日がやってくるかもしれない。
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