鬼子母神堂

参道鬼子母神堂

安産・子育(こやす)の神様である鬼子母神をお祀りするお堂として、多くの人々に親しまれている「鬼子母神堂」。

開創から数えると約1200年、現在の寺号に名前を改めてからも約700年という長い歴史を有する「威光山法明寺」の境内に、その名刹はある。同寺はJR池袋駅東口から南へ約500メートル、目白駅からでも東へ約600メートルしか離れておらず、都心の一等地にある。しかし、都電荒川線に乗り「雑司ヶ谷界隈」へ入ると、そこは静寂につつまれた別世界。参道は豊かな緑で覆われており、行き交う人もノンビリした面持ちだ。

鬼子母神堂

ただ、江戸時代からの年中行事「鬼子母神御会式」が行われる毎年10月16日~18日だけは、静かな街の様相が一変する。期間中の雑司ヶ谷の街一帯には、太鼓が響き渡り、参道は露店で大にぎわいとなるのだ。最終日の18日は、供養のお練りが池袋の西武百貨店前を出発し、明治通りから目白通りを経て鬼子母神堂へ向かって進む。そして、日蓮聖人を祀った法明寺の祖師堂(安国堂)へとお参して、この御会式は終了する。「威光山」の墨書も鮮やかな高張り堤灯を先頭に、500の桜花を25本の枝に結んだ枝垂れ桜様の万灯が何台も練り歩くその様は、とても幻想的。秋の風物詩として是非一度見ておきたいところ。

鬼子母神堂
住所:東京都豊島区雑司ヶ谷3-15-20
電話番号:03-3982-8347
http://www.kishimojin.jp/

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