再開発がすすむ、千葉のウォーターフロント

ウォーターフロントという、優れた特徴を活かした21世紀という新時代にふさわしい再開発事業が千葉市の中心部で進められてる。特に、海に隣接する環境であるとともに交通の利便性も有した千葉みなとエリアは大きく変貌を遂げようとしている。

再開発がすすむ、千葉のウォーターフロント
千葉県では、かずさアカデミアパークや幕張新都心、東京湾アクアラインなどのプロジェクトが着々と進展。その中心である千葉市は、多極多圏域型の都市構造を目指す首都圏基本計画などにおいて、首都機能の一部を担う「業務核都市」として位置づけられ、開発が急ピッチで進んでいる土地である。

再開発がすすむ、千葉のウォーターフロント
その中で大きな役目を果たすのがJR京葉線の千葉みなと駅周辺だ。

千葉みなと駅周辺は、ウォーターフロントの最前線であるとともに、JR京葉線などで都心へのアクセスの良いエリアだ。そのほか千葉モノレールも利用できるため、千葉の中心部へのアクセスも良い。

千葉みなと駅からは千葉駅まで4分、東京駅までは37分と、千葉県内では有数の利便性を誇っている。道路事情もすこぶる良く、国道357号線をはじめ国道14号線、国道16号線、京葉道路、館山自動車道や東関東自動車道といった道路が走っているため、どの方向へもストレスフリーでアクセスできるとドライバーからは好評だ。

一方、駅から海側に目を転じると、都市再生機構が中心となった千葉中央港土地区画整理事業「セントラルポートちば」が進行中だ。これは、横浜みなとみらい、神戸ハーバーランドに続く大規模ウォーターフロント計画。そのスケールは、計画面積約20.7ヘクタール、計画人口約21,900人という大規模なもの。

これまで工場などだった土地に、集合住宅やホテル、商業施設の開発、駅前ロータリーなどが整備されるとともに、約1.4ヘクタールの広大な緑地や約0.5ヘクタールのふ頭などの建設が計画されている。そこには、桟橋も建設中で、遊覧船やレストラン船や海上バスなどを係留する予定だ。その遊覧船は、幕張やディズニーランド、横浜などを結ぶ運航が予定されているという。オシャレに・優雅にベイエリアのスポットにアクセスできるようになるので、今から開業が楽しみだ。

現在のところ、千葉ポートパークを訪れる観光客は、年間約160,000人程度。しかし、「セントラルポートちば」完成のあかつきには年間400,000~500,000人の観光客が見込まれているそうで、「千葉みなと」駅周辺は一大リゾートエリアとして活気を帯びることになることは想像に難くない。

再開発がすすむ、千葉のウォーターフロント

また、JR千葉駅西口周辺も「千葉駅西口地区第二種市街地再開発事業」の一環である、西口自由通路の整備が進んでいる。この事業により、東口に一極集中している交通機能の分散が図られるといい、老朽化が進む通路の耐震化なども行なわれる予定だ。そして、その後は再開発ビルに接続する予定も。

加えて、千葉駅西口に新設される予定のペデストリアンデッキにも接続する構想もある。そのほか、屋根の架設やエレベーターの設置、舗装のリニューアル等も計画されているそうだ。

そのほか、中心市街地の改善整備と商業などの活性化を一体的に推進する「中心市街地活性化」や、千葉駅西口から新業務地区へのアクセスを確保する「臨港公園プロムナード」といった整備事業が組み合わされることにより、千葉駅周辺はさらに便利で魅力的なエリアへと変貌することが期待されている。

再開発がすすむ、千葉のウォーターフロント
そんな近代的な都市機能ばかりがクローズアップされがちな千葉のベイエリアではあるが、例えばかつて稲毛海岸には美しい干潟とともに、19キロメートルにも及ぶ白砂青松の海岸線が広がっていたのだ。埋め立て事業によって失われた旧稲毛海岸の砂浜の復元を目指すプロジェクトに着手し、1976年(昭和51年)に人工海浜「いなげの浜」がオープンさせた。この人工海浜は、長さ1,200メートル。モナコのモンテカルロ・ラルポット海岸についで造られた、世界で2番目、日本で最初の人工海浜である。

そのほか「千葉ポートパーク」や「蘇我スポーツ公園」などベイエリアの特性を活かした「海と緑の公園」も人気だ。

このように、千葉市では都市機能と恵まれた海辺空間を活用した「水際線を活かした国際性豊かなまち」の創造をめざし、ふれあいのあるまちづくりに努めている。

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